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2013年5月15日 (水)

コミュニケーション

communication

コミュニケーションとは、情報のやりとり。
情報とは、広い意味では物質やエネルギーのパターンだが、
ヒトのコミュニケーションにおける情報とは、情報処理の主体であるヒトにとって何らかの意味を帯びた表象である。
→コミュニケーションとは、何らかの意味ある表象を伝達する過程。
この伝達の過程では、意味ある表象である情報が、何らかの形=メッセージとなって運ばれる。
メッセージはメディアを通して運ばれる。
情報がメッセージとなるには、ある人(送り手)の表象から記号化(or符号化)されなければならず、メッセージを受け取った受け手の側では自らにとって意味ある表象として再現(記号解読or復号化)されなければならない。

伝達の過程での問題

①記号化・記号解読が、ともに同じルールに則って行われているかどうか
*ここでいうルールとは、や意味の辞書的規則や語用論的なルールにとどまらず、
役割や地位による社会的な制約や文化的なコミュニケーションの慣習などまでをも含む。
伝統的なコミュニケーション概念では、基本的にはこのルールがコミュニケーションする両者の側で同一であることを仮定してきたが、そうすると、多様化した社会のなかで頻繁に生じるディスコミュニケーションの問題を検討するのに不都合となる場合がある。
むしろ、コミュニケーションする当事者たちは、コミュニケーションの現場でルール共有を実現・確認しながらコミュニケーションしている。
場合によっては、ルール共有の形成・確認作業がコミュニケーションにとって重要な側面をなすのだろう。

と考えると、誤解、欺瞞、解釈などの問題について理論化・研究が容易になるだけでなく、
意味の共有過程のなかで、コミットメント(commitment)という行為の重要性が浮上してくる。
=送り手と受け手の両者がともに、あるコミュニケーションの話題のなかに関与し、同じ話題を共有している(だろう)ことを伝え合う相互フィードバックの試みが、意味の共有を成立させる。

(例)A氏「今日は暑いね」と語りかける。
→・B氏が無反応ならそれがコミュニケーションとして成立したかどうか不明。
 ・B氏「汗がとまらないね」というように、A氏の語りかけを前提として反応を返してくるなら、A氏は自分のメッセージは伝わったと仮定できる。
B氏がA氏のメッセージに対して自らの発言を通じてA氏の話題設定にコミットメントを行い、それを前提とした自らのメッセージを記号化して送ってきたから。
★こうしたコミットメントの相互過程が意味の共有を成立させるのであって、共有のルールが元から存在しているから意味の共有が成立するのではない。
日常のコミュニケーションではルールが共有されていると多くの人が信じていることも事実だが、そのことがしばしば誤解等を拡大させる要因ともなる。

②メッセージのなかに何を読みとるか
非言語的コミュニケーションの問題はこれと大きく関わる。

(例)国会に喚問された証人が「5億円は受け取っていません」と証言しながら、唇がふるえ、脂汗をかいていた。
このとき多くの受け手は字義どおりのメッセージだけを解読したりはしない。
ここが、コミュニケーションにおける非言語的要素の重要性。
また、非言語的要素のどこまでを言語的メッセージに付随し解読すべきものとして受け取るかによって、記号解読される情報の内容は異なる。
唇がふるえているのは、証言がうそなのではなく、国会という場が証人を緊張させているだけなのかもしれない。→非言語的要素は「うそ」を解読する側にとってはノイズになる。

コミュニケーションは、必ずしも1対1の状況で生じるとも、対面状況で生じるとも限らない。
→第三者を含むコミュニケーションにおける情報の共有問題が生じる。
また、対面状況以外でのコミュニケーションのメディアでは、非言語情報の伝達の問題とも関連して、それぞれのメディアに独特の問題がある。
電話メディア、テレビ・メディア、電子メディア、それぞれに固有の問題と適応形態がある。

これは奇しくもコミュニケーターという仕事をしている私にとってまざまざと感じられる問題ですね。
前にも書きましたが、対面接客と非対面接客は全然違います。
対面だったら伝わるだろうことが、電話だとなかなかうまく伝わらない。
同様に、今の職場で、電話だけでなくメールでやり取りをする場合があるんですけど、その時もいつも電話でなら伝えられることが、メールだとニュアンス的なことだったり、うまく伝わらないことがある。
メール業務に慣れない私はメール作るだけでも時間がかかってしまうのですが…coldsweats02
コミュニケーションは難しいですね。

業務関係に関わらず、日頃からコミュニケーションは大事なもの。
対お客様だけじゃなく、職場で関わる方々とのやり取りにも気をつかうもの。
職場でなじめる人の共通点は、明るい笑顔とオープンマインド、何より場の空気を読み、相手との距離感をうまくつかめるところだそうです。
表情や仕草、声の大小や明暗、話す速度などから相手の状況を察知し、それに呼応するように相手と同じテンションで接することができます。
また、聞き上手なのもポイントで、ただ質問するのではなく、相手から話を引き出す能力に長けているのでしょう。
これってトーク番組の司会やMC、ラジオのパーソナリティなんかにも求められる資質ですよね。

私が心がけていることといったら、「ありがとう」を言うことかなぁ。
お客様に対してもだし、質問をして教えてくれた上司にもだし、もちろんプライベートの友人にも。
どんな場面でも自分とのきっかけを作ってくれた相手には感謝の気持ちを持つようにしています。

もうちょっとうまくなりたいなぁと思うのは、相手の言葉に質問で返すこと
上手な会話のキャッチボールには「and you?」が効果的なんだそうです。
自分から積極的に話題を提供するのが苦手でも、相手の言った言葉に対して相づちだけでなく、質問を返すようにすると、話が広がり、ただ黙って聞いているよりも印象が良くなります。
私は本当に興味があることしか食いついていかないからなぁ…反省。
今後の野望のためにも、磨いていきたいテクです!

全然話は変わりますが、面白いデータがあったので。
「イケメンと結婚して幸せになれる確率」
こういうデータを算出するには、まず曖昧な概念を定義しないといけないんですけど、
ここでいう「イケメン」=年収1000万円以上の男前
「結婚して幸せになる」=夫が3大疾病にならない、浮気をしない
とすると、この条件に合う男性は日本に0.00649%しか存在しないそうです(笑)
イケメンはともかく、健康で浮気もしないという条件に絞ると、全日本人男性のうち11.46632%が当てはまるとか。
なるほど、結婚願望の全くない私が、うっかり揺らいじゃうようなことが起きるかと思いきや、全くなさそうですね(笑)
私にはどうしても譲れないものや守りたいものがあって、背負ってるものや抱えてるものもあって、それらを全部委ねてもいいと思える人は、この世には存在しないと思う。
高望みだろうと理想論だろうと、私は私らしく生きていくしかない。
結局、一番潰しがきかないのは、私だったんだと気づかされたのでした。

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