« 市場祭 | トップページ | 懲りない私 »

2012年11月15日 (木)

調査

survey

観察実験、検査(テスト)と並ぶ科学的データ収集の方法。
一口に「調査」といっても、心理学社会心理学、社会学、文化人類学などの学問領域間で意味が異なる。
たとえば、世論調査に代表されるような標本抽出に基づいた質問紙法による調査と、文化人類学で行われるフィールドワークとでは、データ収集の方法という点においては一致していても、その性格は大きく異なる。

心理学における調査は実験研究か?相関研究か?といったら、相関研究の代表的な方法として位置づけられる。
実験研究では意識行動に影響を与える条件が統制され、被験者が諸条件にランダムに割り当てられるが、倫理的な問題が生じるような条件統制は不可能。
このように、測定は可能でも統制ができない場合には2変数間の関係を調べる相関研究が行われる。
相関研究としての調査の長所は、一度に多くの変数を測定可能なことや統制不可能な状況下での研究を可能にすることだけど、短所は因果関係の特定ができないこと。
ただし、因果関係に関する研究が全くできないわけじゃなく、スプリット調査やパネル調査によってある程度の推測は可能。

  • スプリット調査=抽出された標本をランダムに二分し、それぞれに異なる質問をして結果を比較する調査方法。この方法で独立変数を操作すれば、実験に準じる研究が可能。
  • パネル調査=同一の回答者に一定の時間間隔をおいて質問する方法。この方法には、ある程度の因果関係の推測が可能になるという長所があるが、繰り返し調査することによって回答者が影響を受けたり回収率が低下するという短所もある。

調査方法としては面接員と回答者が向き合う面接調査が代表的だが、他にも、留置調査(質問紙を配布した後に回答者宅を訪問して回収する方法)、電話調査、郵送調査、集合調査(回答者に1か所に集合してもらい配布した質問紙に一斉に回答してもらう方法)などの方法がある。
回答者が自分で記入する場合=自記式調査
研究者や面接員が記入する場合=他記式調査

世の中にはいろんな調査がありますが、国が実施している調査も多くあるようです。
例えば、「日本人の体格調査」だったり、合コンの実態なんかも調査していたり。
体型変化の調査をしている理由は、工業製品の寸法や形状を決める基本となるからだそうです。
これに関係するかわかりませんが、私は黒目が規格外に大きいらしく、コンタクトのカーブが特注です。
そして、合コン調査の理由は、少子化の大きな原因とされる「晩婚化」や「未婚化」の実態を把握したうえで、出会いの場である「合コン」の実態についても調査しているそうです。
つまり、独身者の意識調査ってことですね。
自分なりのライフプランがあって独身を選んでいるわけであって、社会のためには良くないことなのでしょうが、自分なりに納得して足掻いてるんですけども…。

仕事探しに行き詰った今、人がどんな風に生きたいか、どんな社会であってほしいのか、真剣に耳を傾けてくれるところはないのか?と嘆きたくなる。
調査といっても結局は統計。個人個人に当てはまるものにはならないんだよね。
だからこそ心理学でいうところの臨床研究やカウンセリングがあるわけで。
調査で収集されたデータからはみ出た部分にも目をとめてほしい。

|

« 市場祭 | トップページ | 懲りない私 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/178188/56112469

この記事へのトラックバック一覧です: 調査:

« 市場祭 | トップページ | 懲りない私 »