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2010年3月 8日 (月)

心拍&リビドー

今日はダブルで勉強します。
なんかドキドキするワードのコンビです。

【心拍】
心拍数(heart rate ; HR, beats per minute ; bpm)は心臓の収縮率を反映する指標の一つで、心電図(ECG)計測の原理に基づく測定方法が比較的容易にできるのです。
例えば、精神生理学の領域で、情動古典的条件づけの研究とか、最近ではストレスバイオフィードバック研究とか。

心臓収縮率の変動(以下HR)は、洞房結節に対する交感神経および副交感神経の拮抗的支配の所産なのです。
交感活動の亢進か副交感(迷走)活動の抑制の結果でHRは増加し、交感活動の抑制か迷走活動の亢進の結果でHRは減少します。

現在使われている種々のパラメータは、従来の単位時間当たりの心拍数の計測という単純なものよりは、R-R間隔(inter beat interval ; IBI)のゆらぎに基づくものが中心です。
IBIの標準偏差、IBIの変動係数、呼気相最大IBIと呼気相最小IBIの差などを用いる非スペクトル解析法や、高速フーリエ変換法、自己回復スペクトル法、コンプレックス・ディモジュレーション法などスペクトル解析を基礎とするものなど。
各解析法にはそれぞれ長所・短所がありますが、交感神経系機能と副交感神経系機能とを分離評価できるなど、自律神経系の中心的指標となっています。

【リビドー】
本来は欲望を意味するラテン語だが、精神分析学の概念で、性欲動を意味する精神的エネルギーのこと。
身体活動に身体エネルギーが必要なように、心的活動にもエネルギー(精神的エネルギー)を仮定することで、人間行動の単なる記述描写に終わらず、力動的なメカニズムを明らかに!

S.フロイトは、その性質という点からみれば性欲動という生得的な精神的エネルギーをリビドーと呼び、これによって心的活動を説明しようとしました。
このエネルギーが限局される身体部位によって口唇期肛門期、男根期(エディプス期)、性器期といった心理=性的発達段階をとなえています。
知的な活動に向けられる場合を昇華されたリビドーと呼びます。
他にも、自己の身体へ向けられた自己愛的リビドー、他者へ向けられた対象リビドーなど。
このエネルギーがどのように配分され使用されているかをみることを、経済論的観点と呼んでいます。

ユングの場合、リビドーは性的なものではなく、活動源としての一般的な心的エネルギーだとのことです。

健康診断で何気なく受けていた心電図検査では、こんな風に分析できるんですね。
用途によって様々だと思いますが。

そしてリビドーは知る人ぞ知る用語。意外と知られているかも。
実際は抽象的で、何とも言いがたい概念でございました。

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